軽量地盤 《地盤の軽量化》
地盤置換工法[コロンブス工法]は、
重い表層部分を撤去し、
軽量の《ジオフォーム》を敷設します。
《ジオフォーム》とは?
《ジオフォーム》(S-16~S-25)は、ポリスチレンビーズを型内発泡法によって製造する発泡スチロール(EPS=Expanded Poly-Styrol)で、2.0×1.0×0.5mの直方体を標準品としています。
軟弱地盤と置き換える際は、EPS土木工法と同等の品質管理を行います。重さが砂の1/100の軽量材でありながら、許容圧縮強さは34.3~68.6kN/㎡と強靱な[ジオフォーム]を、現場ごとに、作成した施工図に従って工場で加工したものを敷設します。液状化には、形状を変えて排水性を持たせて対応します。免震・振動対策については、材質を変えることで性能を高めます。
EPSが初めて地盤に使われたのは、1972年、ノルウェーで開発された「EPS土木工法」です。日本では、1986年に導入され、土中の微生物による腐食、白アリの害などの問題もなく、耐久性に優れていることが確認されています。
軽量地盤設置 施工手順
本工法は、発泡樹脂を用いた土木分野の軽量盛土工法、土圧軽減工法、軟弱地盤の構造物沈下対策工法、凍害対策法、地すべり地区の排水工法として開発してきた工法を基に、用途を建築物基礎地盤へと拡げ技術開発をしたものであり、地表面を掘削し軽量地盤を基礎下等に敷設することによって、振動遮断性能を高め住環境の改善を図ることのほか、地表面の土を排土して軽量地盤と置換えることによって表層地盤の重量を軽減するものである。
なお、施工の面においては、施工環境の配慮、型枠工事の合理化、地盤との間の断熱効果も可能である。
地盤置換工法[コロンブス]は、
『株式会社ピーエルジー』が、
施工方法をご指導いたします。

地盤調査
※1 標準貫入試験、およびスウェーデン式サウンディング試験。
(調査前の場合は、近隣データでの検討も可能です)
※2 表面波探査(レーリー波試験)は、[株式会社ピーエルジー]が実施。
(地盤置換工法[コロンブス]の見積もりに含まれます)