地盤置換工法[コロンブス工法]の
多岐にわたる確かな性能が、
資産の価値と安全を守ります。
「不同沈下」に!
建物の重さから、地盤の支持力を差し引いた分の土を撤去し、そのあとへ《ジオフォーム》を敷設します。地盤への荷重が大幅に軽減されるうえに、あらかじめ調査によって荷重の偏りを確認し、均等な状態になるように調整して施工しますので、不同沈下の防止にはきわめて有効です。支持層が深く杭が長くなる地盤ほどコスト・メリットが出ます。
「振動」に!
地盤を伝わってくる振動や衝撃を《ジオフォーム》が吸収します。さらに基礎のコンクリートでもやわらげますから、建物に伝わる振動や衝撃が大幅に軽減されます。交通や、工場の機械などの環境振動に対しても顕著な効果があります。
「地震」に!
従来の基礎が、地盤からの振動を建物にほとんど伝えてしまい、地震などの被害を大きくしてしまうのに対し、《ジオフォーム》とベタ基礎で振動を大幅に吸収・緩和する地盤置換工法[コロンブス]は、一般の基礎に比べ揺れが大幅に減少します。その免震効果は、地震観測記録や、地震の被災地で実施している聞き取り調査でも実証されています。
さらに、地盤置換工法[コロンブス]は、《ジオフォーム》と排水材によって液状化時の地中埋設物などを浮き上げる過剰間隙水圧を消散させます。
「遺跡」に!
事前に存在を確認することが困難な遺跡が土工事の途中で発見されると、工事を中断しなければならないばかりか、長期間にわたって再開できなくなる場合もあります。地表近くの地盤を《ジオフォーム》に置き換える[コロンブス]は、そうした遺跡発見に伴うリスクを回避できます。
本工法は、発泡樹脂を用いた土木分野の軽量盛土工法、土圧軽減工法、軟弱地盤の構造物沈下対策工法、凍害対策法、地すべり地区の排水工法として開発してきた工法を基に、用途を建築物基礎地盤へと拡げ技術開発をしたものであり、地表面を掘削し軽量地盤を基礎下等に敷設することによって、振動遮断性能を高め住環境の改善を図ることのほか、地表面の土を排土して軽量地盤と置換えることによって表層地盤の重量を軽減するものである。
なお、施工の面においては、施工環境の配慮、型枠工事の合理化、地盤との間の断熱効果も可能である。
こんなとき、
地盤置換工法[コロンブス]を
ご検討ください。
超軟弱地盤軟弱地層が厚く地盤対策に費用かかり過ぎる。地層に傾斜がある。バランスが悪い。水位が高い地盤。 |
杭基礎支持層が深く、工期が長びき、費用がかさむ。 |
摩擦杭基礎摩擦杭の支持耐力に不安が残る。 | ||||||||
遺跡指定区域埋蔵物文化財の発掘調査を回避したい。 |
地中埋設物の障害ガラ等の埋土や、既存杭などの地中埋設物のために杭が打てない。 |
定期借地返還時・返還後、埋設物のトラブルを避けたいので、杭を打ちたくない。 | ||||||||
交通振動大型車の振動が大きい。鉄道の沿線で定期的に振動がある。 |
機械振動工場からの振動がある。精密加工工場で振動が問題。 |
地震耐震性を強化。揺れが増幅する軟弱地盤に免震対策を。 | ||||||||
液状化液状化時の安全を確保したい。 |
狭小地杭打機、地盤改良機などの進入・搬入が困難。 |
断熱床下蓄熱式暖房で暖房費を抑え、CO2排出量を削減。 | ||||||||
凍結断熱性と排水性によって凍上を防止する。 | ||||||||||